漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
男性から「食後になると強い眠気に襲われ、ひと月ほど前から頭痛も起こる。仕事中に汗をびっしょりかくようになった。」というご相談でした。
元々胃腸の弱さを持っている方でしたが、舌のコケが厚くねっとりとしていましたので、胃腸の水分代謝機能が衰えて痰飲(たんいん)という老廃物ができてしまったために頭痛まで起こるようになってしまったようでした。
胃腸機能が弱ると食べたものから十分に気を取り込むことができなくなり食後に眠気を強く感じたり疲労が回復しなかったりするようになります。
さらに慢性的に気の不足を起こすと漏れ出るような汗をかくようにもなります。
胃腸の水分代謝機能が衰えて痰飲ができると気血の巡りが妨げられて頭痛やめまい、吐き気等を起こすようになります。
漢方薬を服用することも良いですが、まずは食生活を見直して胃腸をいたわることが大切です。
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